正しく表示されない場合はここをクリックしてウェブページとして表示してください。 2023年第142号(8/31発行) みなさんこんにちは！ 成田空港メールマガジン事務局です。 まだまだ暑い日が続いておりますが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか。8月の成田空港は、家族や友人との旅行を楽しまれるお客様で溢れており、とても活気のある夏となりました^^ 今月は、パイプライン※運用開始40周年記念として開催された、成田空港給油施設見学会に潜入してきました！ 当日の様子を交えながら給油施設や航空燃料についてお伝えしますので、最後までお楽しみください♪ ※パイプライン：航空機へ積込む燃料を輸送する専用の配管のこと ・ 成田空港給油施設に潜入☆成田空港の航空機燃料のヒミツを大公開！ ・ 使えるアートな雑貨店『ものとアート』をご紹介♪ ・ 9月2日、ビーマンバングラデシュ航空がダッカ線に新規就航！ ・ P-5駐車場の予約・定期専用化について ・ 8月3日、エアロK航空が清州（チョンジュ）線に新規就航！ ・ 空港関連企業28社と千葉県内私立大学18校による新卒採用に関する情報交換会を開催！ ・ 2023年度防災訓練を9月1日（金）に実施いたします。NAA及び空港関連事業者が参加し、大規模地震発生時の対応にあたります ・ WORLD BEER AWARDS 2023 金賞受賞！成田空港エール（セゾン）が受賞、COUNTRY WINNERに選ばれました！ ・ 2022年度成田空港内従業員実態調査結果 ・ 第2ターミナル出国手続き後エリアに“日本”を味わえる飲食店フロア「JAPAN FOOD HALL」がオープン！ ・ 第2ターミナル（出国手続き後エリア）に「Fa-So-La TAX FREE AKIHABARA アキハバラ＋」と「マツモトキヨシ」がオープン！ ・ 第1ターミナル中央ビル新館4階（出国手続き前エリア）にうなぎの老舗 「川豊」がオープン！ ・ 日本らしさが感じられる新たなシーティングスペース　第1ターミナル北ウイング出発ロビーに誕生! ・ AirJapan、2024年2月9日より成田＝バンコク線に新規就航！ ・ 「成田空港×サンリオキャラクターズ　期間限定コラボグッズ」をプレゼント！ 成田空港給油施設に潜入☆成田空港の航空機燃料のヒミツを大公開！ 旅の移動手段として欠かすことできない航空機。皆さんは、その航空機を飛ばすための燃料がどこから運ばれているかご存知ですか？ なんと、成田空港では千葉港から全長約47kmあるパイプラインにより空港まで航空燃料を運んでいます。このパイプラインは、今年8月に運用開始から40周年を迎えました！ 今回は、これを記念して初開催された「夏休みの小学生向け☆成田空港給油施設見学会」に同行させていただきました♪ パイプラインのスタート地点！ 千葉港頭（ちばこうとう）石油ターミナル 成田空港から離れた海の近く「千葉港頭石油ターミナル」。成田空港で使用されるジェット燃料のパイプライン輸送出発点で、全国の国内製油所から燃料を受入れる施設です。千葉港頭石油ターミナルでは、年間900万klを取扱うことが可能で、貯油量は最大10万4,000kl。成田空港まで、毎日約8,000klもの燃料（大型旅客機約100機分）がパイプラインを使って運ばれています！ 国内では唯一、内陸空港である成田空港だけが、燃料をパイプラインで輸送しています。 こちらの施設では、受け取った航空燃料の品質に問題ないか試験室で検査も行っています。試験項目は多岐にわたっており、例えば異物がないことを確認したり、上空-50度でも凍らないかなどを確認しています。 ☆航空燃料は何からできている？ 通常航空燃料は原油から精製されており、ストーブに使う灯油に似た性質で、無色・透明です。JETA1 （ジェットエーワン）と呼ばれており、世界のどこで給油しても同じ品質である必要があります。 近年はジェット燃料の中でも、とりわけ持続可能な航空燃料“SAF（サフ）”※1が注目されています！ 次世代の航空燃料とも呼ばれるSAFは、通常のジェット燃料精製時に使用される化石燃料と比較して、原材料の生産・収集から燃焼までの過程で、CO2排出量が少ない持続可能な供給源から製造されるジェット燃料です。成田空港では2020年10月より、SAFが導入されています。 ※1「Sustainable Aviation Fuel」の略で、「持続可能な航空燃料」を意味します。 パイプラインのひみつ 冒頭でもご紹介したように、パイプラインは全長約47km、中を通る燃料は秒速2.2ｍの速さで流れています。そのうち８kmは地下約30ｍに位置する 隧道（ずいどう）※2を通っており、毎日歩いて安全確認を行っています。 ※2 トンネル 見学会ではこの隧道を特別に案内していただきました！ この日の気温は35度でしたが、隧道内はヒンヤリしていて地上とは別世界。普段は絶対に人の目に触れることはないパイプラインの秘密のエリアに、参加者の方たちも興味津々でした♪ パイプラインのゴール地点☆第1給油センター 成田空港にある第1給油センターには、パイプラインから送られてきた燃料を保管するタンクがあり、ここから飛行機に向けて燃料を送り出しています。タンクは25基あり、合計で14万4,000KLの燃料を保管することができます。これは、地震などでパイプラインからの供給が一時的に止まった時でも、絶えず飛行機に燃料を供給できるようにするためのもので、一時貯蔵用に別エリアに建てられた第2給油センターと合わせて、空港で使用する7日分以上の燃料を常に保管しています。 いよいよ航空機に給油！ エプロンでの作業 成田空港の地下には燃料配管が張り巡らされています。地下の配管を通って、エプロンまで運ばれた燃料は、「サービサー」という車に積まれているホースを使って、飛行機に搭載されます。この日給油の見学をした機体はボーイング787。こちらの機体への給油作業は約30分かかり、約52klの燃料を搭載しました。 ☆飛行機の燃料タンクはどこにある？ 燃料タンクがあるのは、主翼の内部。理由は、主翼への負担を軽減させるためです。「主翼に燃料を搭載したら、翼が重みに耐えられないのでは・・・」と心配される方もいるかもしれませんが、飛行機は燃料の重みを利用して機体の強度を保っているので問題ありません◎ 飛行機が飛ぶとき、胴体は重力によって下に引っ張られ、翼は気流によって上へと力がかかります。もし燃料タンクが胴体にあった場合、重くなった胴体はさらに下に、軽い翼はさらに上に引っ張られるので、負担に耐えきれなくなってしまう可能性があります。そんな事態を防ぐために、主翼に燃料を入れて重くし、主翼が必要以上に反り返らないようにしています。 給油見学会参加者にインタビュー！ 答えてくれたのは 青柳（あおやぎ）寧大（ねお）くん♪ ―見学会で一番楽しかった場所を教えてください。 エプロンでの給油作業は、飛行機を近くで見ることができてとても楽しかったです。これまで鉄道に興味があったけど、今回見学会に参加して飛行機も好きになりました！ 【編集者より】 今回初めて給油施設を訪れたのですが、内陸空港である成田ならではの大規模な施設に圧倒されるとともに、改めて空港のスケールの大きさを感じました！ 成田空港までのパイプライン上にはパイプの埋没位置がわかるように、標識柱（ひょうしきちゅう）という目印があることも今回初めて知りました。 パイプライン沿線地域にお住まいの方は、近くに標識柱があるか探してみてくたさい^^ 使えるアートな雑貨店『ものとアート』をご紹介♪ 成田空港初出店の『ものとアート』で取り扱う商品は、どれも1点ものばかり！ 同じアイテムでも一つずつ違う表情をしていて、自分だけのお気に入りを探す、わくわくするアート空間です♪ 約40人の新進気鋭のアーティストが作る「日常で使える」雑貨は、他の人と被ることがなく、個性豊か。印刷ではなく、若手アーティストが手描きした世界に一つの雑貨や文具、アートを感じるガラスアクセサリーやユニークな陶器が店内を彩っています。 成田空港限定のプレゼント包装もご用意しているので、他にはないギフトをお探しの方にもおススメです！ あなただけの唯一無二の逸品を、是非探しに来てください。 9月2日、ビーマンバングラデシュ航空がダッカ線に新規就航！ バングラデシュの首都であるダッカは、同国の行政、文化、商工業の中心地であり、世界有数のメガシティのひとつです。ビーマンバングラデシュ航空はバングラデシュのナショナルフラッグキャリアであり、ダッカー成田間を６時間半で結ぶ唯一の航空会社です。また、本路線は日本からのダッカへの初の直行便となります。 この度のビーマンバングラデシュ航空によるダッカ線の就航により、さらに充実する成田空港のネットワークをぜひご活用ください。 > 詳細はこちら P-5駐車場の予約・定期専用化について P-5 駐車場は夏季繁忙期において予約・定期専用駐車場として、運用をしてまいりました。 ご利用のみなさまに大変ご好評いただきましたため、2023年9月1日以降も引き続き予約・定期専用駐車場として運用いたします。 > 詳細はこちら 8月3日、エアロK航空が清州（チョンジュ）線に新規就航！ 韓国のほぼ中心部に位置する清州は、古くは百済として発展してきた都市の一つで、サムギョプサルの発祥の地としても有名です。国立清州博物館や韓国の印刷文化が学べる古印刷博物館で歴史を感じるのも良し、寿岩谷（スアムコル）カフェ通りでおしゃれなカフェやドラマの撮影地を巡るのも良し。成田からの初めての直行便となる清州へ、エアロK航空でぜひ訪れてみてください。 > 詳細はこちら 2023/8/28発表 空港関連企業28社と千葉県内私立大学18校による新卒採用に関する情報交換会を開催！（PDF:356KB） 2023/8/25発表 2023年度防災訓練を9月1日（金）に実施いたします。NAA及び空港関連事業者が参加し、大規模地震発生時の対応にあたります（PDF:498KB） 2023/8/23発表 WORLD BEER AWARDS 2023 金賞受賞！成田空港エール（セゾン）が受賞、COUNTRY WINNERに選ばれました！（PDF:659KB） 2023/8/17発表 2022年度成田空港内従業員実態調査結果（PDF:585KB） 2023/8/16発表 第2ターミナル出国手続き後エリアに“日本”を味わえる飲食店フロア「JAPAN FOOD HALL」がオープン！（PDF:1,171KB）   第2ターミナル（出国手続き後エリア）に「Fa-So-La TAX FREE AKIHABARA アキハバラ＋」と「マツモトキヨシ」がオープン！（PDF:1,002KB） 2023/8/14発表 第1ターミナル中央ビル新館4階（出国手続き前エリア）にうなぎの老舗 「川豊」がオープン！（PDF:711KB） 2023/8/4発表 日本らしさが感じられる新たなシーティングスペース　第1ターミナル北ウイング出発ロビーに誕生!（PDF:500KB） 2023/8/2発表 AirJapan、2024年2月9日より成田＝バンコク線に新規就航！（PDF:886KB） > NAAプレスリリース 毎月大好評！ 読者プレゼントコーナー☆ 毎月抽選で成田空港オリジナルグッズをプレゼントいたします。 今月のプレゼントは、成田空港開港45周年を記念して作られた”成田空港×サンリオキャラクターズ”の限定コラボステッカー！ 「サンリオキャラクター大賞」上位入賞の人気キャラクター達が描かれたレアな商品です♪ ※画像はイメージです。 以下の応募方法を確認の上、ぜひご応募ください。 【応募方法】 成田国際空港メールマガジン事務局[narita-mailmagazine@naa.jp]（メルマガ送信元アドレス）に以下の内容をご記入の上、メールをお送りください。 ●件名は「8月号読者プレゼント」と記載してください。 ●本文に以下5項目をご記入ください。 （1）氏名 （2）郵便番号 （3）住所（建物名もお願いします。） （4）メルマガへのご感想・ご意見 （5）今一番行きたい海外or国内旅行先はどこですか？そこで何をしたいですか？ 今後の配信の参考としますので、ぜひ教えてください！ ※（1）〜（3）の個人情報は、プレゼントの郵送にのみ使用させていただき、他の用途には使用いたしません。 【応募締切】 9月28日（木）受信分までとさせていただきます。 【当選発表】 当選者への発送をもってかえさせていただきますので、予めご了承ください。 8月号はいかがでしたか？ 今月は奥が深い空港施設を少しだけご紹介しました。見学会に参加された方をはじめ、メルマガ読者に皆さまにも、成田空港の給油施設について理解を深めていただけていたら嬉しいです^^ それでは、また来月お会いしましょう☆彡 ●成田国際空港株式会社ホームページ（会社情報） ●成田国際空港ホームページ（フライト案内、イベント情報など） 【お問い合わせ先】 ●成田国際空港に関するお問い合わせ ●メールマガジンに関するお問い合わせ narita-mailmagazine@naa.jp